選挙戦最終日のこの日、えさきたかし候補は、東京都内の各地で遊説しました。
この日の「第一声」は、JR八王子駅前で。弁士は森えいじ八王子市議会議員です。
続いての遊説は、JR吉祥寺駅のロータリーで、東京選挙区の小川敏夫候補と合同の街頭演説会。菅直人、長妻昭両代議士が弁士に立たれました。
神保町の交差点での遊説には、海江田万里元民主党代表が、上野駅前には大西さとる東京都議が駆けつけてくださいました。
最後の訴えは、JR水道橋駅前で。交差点を行きかう皆さんの多くから手を振っていただきながら、最後の訴えをさせていただきました。
この日東京の天気予報は「雨」。しかも午後から強まる予報でしたが、偶然にも街頭演説の時間帯には雨が上がり、天候にも後押しされたような遊説でした。
候補は「今の自民党は昔の自民党とは全く違う。高齢者にも子どもにも、商店街にも、農業者にも、そして地方にも、全く優しくない社会を作り上げてしまった。
年金の資金のおよそ半分も株に投資するなど、市場原理至上主義の米国だってやらない。5兆円もの損失を出し、首相は国会で『だったら支給額見直しもやむをえず』みたいなことをぬけぬけと答弁する。憲法改正をやりたいあまりに、「アベノミクス」の成功を印象付けるため、年金資金まで株につっこみ失敗。そしてそのツケを国民に押し付けようとしている。安倍首相は、年金制度に対する国民の信頼・信用を失墜させてしまった。
安倍首相は今までに国民を三度裏切っている。一度目は13年の「特定秘密保護法」。政権を取り返した総選挙では、この法律のことなどおくびにも出さなかった。二度目は、14年に、これまで自民党政権においても認めなかった「集団的自衛権行使容認のための憲法解釈の変更」を、国会の閉じられているときに、たった十数人の閣僚だけで、国会の議論を通さずにやってしまったこと。そして三度目は昨年の安全保障法制の強行採決。自民党に票を投じてきた方だって『自分たちは、安倍さんにそこまでの権限を与えたつもりはない』と思っているはずです。そういう思いをお持ちの皆さん、今回の選挙だけは、自民党には投票しないでいただきたい。今参院選の本当の争点は「憲法改正」。もう騙されるわけにはいきません。
今回の選挙は、皆さんが主権をもつ「社会の主人公」として、これまで通り自由を謳歌できる世の中を守るのか、それとも一握りの歪んだ為政者たちによって「国家が国民に優先され、統制される」世の中に変わってしまうのか、それを決める選挙なのです。私は皆さんの自由を守るために、最後まで頑張ります。」と訴えました。
夜、18日間の全国遊説を終わり、選対本部で「マイク納め」を行いました。
えさき候補は、集まった支援者、そして全国の支援者に感謝のごあいさつを申し上げ、長かった遊説を締めくくりました。