第204回通常国会は、野党がコロナ禍対策等について対応するため国会延長を求めたにもかかわらず、与党の拒否により150日間の会期をもって6月16日に閉会しました。
国会開会中には、平時の自治体の公共サービス関係の課題に加えて、自治体におけるワクチン接種関連、新型コロナ感染症対応を行う医療現場や保健所の状況、コロナ関連の各種支援事業への対応など、次から次へと新たなコロナ対策の課題が明らかになりました。
組織内参議院議員である江崎議員、吉田忠智議員、岸まき子議員の3名と自治労本部役員とで、この通常国会を通じて、自治労と組織内議員や協力議員との間での課題と情報の共有化、連携の仕方がどのように図られ、どのような成果があり、また今後の課題が残されたかについて意見交換する懇談会を開催しました。
ワクチン接種については、現場情報を持たない厚労省よりも、現場の声が分かる、現場情報を持つ自治労が、組織内議員や協力議員と連携することで、政府に改善を実現させたことが多くありましたが、連携の部分で課題もあったことが確認されました。
また、来年の組織内予定候補である鬼木まことさんの今後の活動と、組織内参議院議員3名による支援の取り組みについても議論しました。
現職の組織内議員3名は、今後も自治体の課題を解消するため、さらに鬼木まことさんを新たな組織内議員とするため、より緊密に自治労と連携していくことを確認しました。